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IESE日本支部Alumniイベント with IESE Dean Jordi Canals＆スペイン大使 Javier Conde氏
（2005年9月26日 @スペイン大使館）

2005年9月26日(月)に、IESEのDeanのJordi Canals氏が来日を受けて、Deanの講演、その後、スペイン大使のJavier Conde氏に夕食を招待された。

(1)Deanのプレゼン

今回はIESE側の意向もあり卒業生に限定し、スペイン大使館で開催した。準備は、自分が海外に行っており不在だった為、05年卒のKさんに担当していただいた。

自分にとっては、この日は欧州から帰国した日であり、相当消耗していたので、出席するかどうか迷ったのだが、Deanが日本から来ているという事もあり、体に鞭を打って大使館に向かった。到着すると、Deanを中心に皆が談笑しており、明らかに時差ぼけで疲れ顔の僕をDeanが温かく声をかけてくれた。どうやら僕のHPを知っているらしく、ここの所の日本人Candidateの増加に貢献していると言ってくれた。そうとは思わないが、ありがたいお言葉だ。

出席者の数も、10名前後だったので、極めてアットホームな感じで、Deanのプレゼンが下記のテーマで始まった。
"Corporate Governance. Three different approaches: Japan, Europe and USA"
彼の分析によると、日本のCorporate Governanceはアメリカよりも欧州よりの部分が多いのではないかという提言であった。人数も少ないこともあり、非常にInteractiveな形で、我々が日本のCorporate Governanceをどう考えているか聞く形で、プレゼンがなされ興味深かった。でも、正直、自分は時差ぼけで頭がボーっとしていたが（笑）

(2)スペイン大使館でのディナー

今回はスペイン大使のJavier Conde氏に、スペイン大使館のダイニングルームで、夕食の招待を受けた。いつものイベントではConde氏は出席されないので、今回はDeanが来ていることが大きいのだろう。別館のダイニングルームも非常に豪華で、夕食前の懇親でタパスをつまみながら出席者と談笑したのだが、その時に出された生ハムは尋常じゃない美味しさだった。

その後、夕食用のダイニングルームに移動したのだが、その部屋の豪華さには本当にびっくりした。とても日本にいると思えない雰囲気で、給仕も外国の人達だ。テーブルにつくと、結婚式のようにそれぞれの名前が置いてあり、コースメニューも今晩用のオリジナルらしく、メニューリストが置いてあった。料理は宮殿料理という感じで、お皿とかにスペイン王室のマークが入っており、ワイン・シャンパンもいつも飲んでいるのとは比べ物にならない味であった。料理も全て美味しかったが、特に神戸牛のローストが絶品であった。肝心の会話は、スペイン大使とDeanが中心になって進められ、ガス会社Gas Naturalの電力会社Endesaの買収（TOB）の話が大きなトピックであった。これは、非常に大きな敵対的買収であるだけでなく、カタルーニャの企業（Gas Natural）が、スペイン企業（Endesa）を買収するという点も、スペイン社会に対するインパクトが大きいのだ。

【夢見心地のDiner：真中がDeanとスペイン大使】

22時過ぎまでいろいろな話で盛り上がったのだが、IESE Deanの偉大さをスペイン大使のもてなし度合いから知ると同時に、もっと頻繁に来日して欲しいと思った（笑）

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