IESEの2年生が、毎週水曜日or木曜日に「Bar of the week」というのを企画していて、毎週のBarを変えて指定して、IESEの連中と飲みに行くというもので、その案内が毎週メールで来るのだが、追い詰められている1年生にとっては、嫌味な物の何物でもない。週末ならともかく、週中に飲みに行くほど余裕のある1年生はそれほどいるわけではなく（もちろん、頭の良い人は別です）、メインは2年生だろう。

　夏のスペイン語コース時は、クラスメイトとの親睦を深める意味でも？、上記の「Bar of the week」だけでなく、パーティにフル参加されたら良いでしょう。スペインの夜は長く熱いです、夕食が21時ごろ、Barに移動するのが12時ごろ、ディスコに行くのが2時ごろ、そして朝飯を一緒に食べてからご帰還というパターンが王道です。ただし、10月からはその生活は夢となるでしょう。MBA本コース開始時の自己紹介で、私は何を血迷ったか「パーティでのネットワーキングを求めてIESEに来ました」と発言し、クラスメイトからは共感を得たのだが、ディレクターには、勘違い野郎として、リストアップされたのでした（笑）

　コース中も、クラスメイトの誕生日パーティ、試験後のパーティ（ストレスが溜まっているだけに凄い）、ハロウィンパーティ、サンクスギビングなど、メジャーなものには参加したらよいでしょう。　

　やはり、ストレス解消のためにはスポーツは欠かせない。しかも、スペインはサッカーの本場ということと南米の生徒が多いということで、サッカーは盛んだ。クラブが運営する11人制サッカー選手権（11月）、7人制サッカー選手権(2月)、ヨーロッパMBAオリンピック(5月)とある。前者二つの大会はIESE内のもので、私はキャプテンをやっていることもあり、全てのゲームに参加している。特に、2月スタートのFutbol７は、ユニフォーム、ジャージをIESEでまとめて購入するほど力が入っている。色々な人種の人と、サッカーをするのは、それぞれユニークなプレースタイルを持っているので、本当に面白い。

　それ以外の期間は、特にクラブ運営のものは無いので、サッカーをしたかった私は、自ら発起人となって、全員にメールを投げて、毎週金曜日サッカーを企画している。一時は、100人近く来たこともあり、うまく収拾するのが大変だったが、これは幅広く色んな人と知り合う良いきっかけになっている。今では、「Mr. FIFA」と呼ばれるほどになったが、色んな人がいるので一筋縄で行かないことが多くて大変である。（例えば、ペルーチームとの対戦した時は、相手ペルー人が全員二日酔いで13時の試合時間に現れず、キャンセル）またクラス対抗戦（セクションA対セクションB）を企画したり、自分から動けば何でも実現可能だ。私は、頭が悪いので、サッカーくらいしか自己アピールの場がなかったが。

　他のクラブに関しては、実は今のところ余り知らないので、公式HPを参考にしていただきたいが、Finance Club、Consulting Clubなど学問系の物から、テニス、ボーリングにいたるまで色々とあるし、何か特別に立ち上げたいことがあれば、自分でスタートさせてしまえば良いでしょう。スキーツアーなどもシーズン中には、年末などにピレネー(下：写真)などへ向けて組まれている。

　また、ゲストスピーカーを呼んでの講演も頻繁に行われており、先日は、何とスペインのアスナール大統領が来ていた。何がすごかったかといえば、シークレットサービスなどのガードマンの数と、大統領のペット（そんなわけないか）もとい警察犬の数である。やっぱり偉い人なのね、と思わされる瞬間であった。”Europe in a decisive moment”とのことです。詳しくはこちらを参照してください。